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のどかな景色を楽しみながら上尾市中新井をブラブラ散歩してたところ、ふと目に留まった小さなお寺・西光寺

「埼玉県内最大級の木造の子安観音がいる!?」
「上尾市指定の有形文化財の阿弥陀像とな?」

ってな感じで、意外と楽しい境内散策ができました。

西光寺は比叡山延暦寺が総本山の天台宗の寺院です。というわけで、写真日記を紹介します。



住宅地に現れる、西光寺の立派な山門

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周りが住宅地と畑に囲まれた、名もなき細い道を歩いてると、「慈栄山 西光寺」と書かれた立派な標柱を見つけました。

柱の横の小道を歩くと……。

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歴史を感じさせる、重厚感がある立派な山門がお出迎えしてくれました。

では、お寺の中に入ってみましょう。

鎌倉時代中期に創設と伝わる西光寺

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山門をくぐると、正面に本堂が見えました。

大きな屋根は平瓦と丸瓦を交互に並べる本瓦葺きで、先端が反り返っています。

寺院沿革によると、西光寺は正確には「天台宗 慈栄山光明院 西光寺」といって、鎌倉時代の中期に建てられたんだそうです。

現在の本堂は1974年(昭和49)に建てられたもの。大正時代には大旋風に遭って倒壊したことがあるのだそう。

上尾市民の方はご存じのとおり、上尾市は災害が比較的少ない地域なので、この大旋風も珍しいことだったと語り継がれています。

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本堂正面の戸や窓は金網入りのガラスになっていて、扉の一部分だけが小さな引き戸になっていました。

お賽銭を納める場合はこちらから投げ入れます。私も納めてきました。


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本堂の中には上尾市指定の有形文化財があるので、ぜひ目を凝らして見てみてください。

上尾市指定有形文化財は、木造阿弥陀三尊立像といいます。神社と同じで製作年代は鎌倉時代と推測されています。

中央は阿弥陀如来で、その横に観音菩薩(右)と勢至菩薩(左)がいらっしゃいます。

金網入りガラス窓ごしなので写真が撮れませんでしたが(お堂の中を撮るの気が引けるし)、西光寺の目玉ともいえるので、気になる方はぜひ生でご覧になってみてください。



縁起の良さそうなカエルもいる!西光寺の境内を散策

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本堂の前に立って向かって左側には、鈴がついた小さな社がありました。

こちらも本堂と同じでガラス戸の中央に小さな引き戸があって、そこから賽銭を投げられます。

社の中には黄金に輝く木造の子安観音像があるのですが、こちらなんと埼玉県内最大級なんだそうです。

子安観音とは安産や幼児の成長を守護する観世音菩薩です。子宝や安産の神様って言われることもあります。

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ただ、こちらも金網入りガラス越しなので撮影はできず。。

社の中には短めのお経も掲げられていたので、ぜひ現地で黄金の子安観音の姿をご覧になって、こちらを唱えてみてはいかがでしょうか?



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同じく境内には、「西光寺三かえる」もいました。石造りの真っ白なカエル、とてもかわいいです。

カエルはそれぞれ、栄える・若返る・無事帰るを表しています。

檀信徒の幸せを願って配置されたようですが、便乗して手を合わせておきました(いいのか?)。

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ほかには馬頭観音もいらっしゃいました。上尾市内をブラブラしてると、いろんなところで馬頭観音を目にします。

まだまだ勉強不足でどういった意味をもつのか分からず……。これから知っていきたいですね。

こんな感じで西光寺の寺さんぽをしてきました。近くには花の丘公園もあるので、あわせて散策するともっと楽しいかもしれませんね。

肝心の阿弥陀三尊や子安観音を撮ってなくて申し訳ないですが、ご縁がありましたら足を運んで見てみてください。ではまた~。

「天台宗 慈栄山光明院 西光寺」のアクセス情報など



【住所】埼玉県上尾市大字中新井64
【アクセス】ぐるっとくん(大谷循環/戸崎先回り)で戸崎バス停下車
【西光寺公式サイト】https://www.tendai-saikouji.org/top
【市内循環バスぐるっとくん】https://www.city.ageo.lg.jp/page/03611512251.html

お出かけの際は、上記の公式サイトなどの最新情報もご確認くださいませ。


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